宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 --- ---
11/12 --- ---
11/11 --- ---

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
2608 3 β ---
2609 2 β ---
2610 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 718 +0.1
-2 h 699 -1.1
-4 h 686 +1.3
-6 h 668 -0.9
-8 h 668 +0.0
-10 h 704 +0.1
-12 h 689 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
11/13 0.4 2x10^3
11/12 0.4 4x10^1
11/11 0.4 1x10^3
11/10 0.4 8x10^2
11/ 9 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/ 8 12:14 太陽風は300km/秒の低速風が続いています。太陽は無黒点のようです。
2016/11/ 9 12:56 太陽風の速度は、280km/秒まで下がっています。太陽は無黒点です。
2016/11/10 12:39 太陽風の弱い乱れが到来して、磁気圏の活動を少し高めました。
2016/11/11 13:39 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が高まりました。高速太陽風が始まりそうです。
2016/11/12 13:48 太陽風はやや高速の状態が続いています。
最新のニュース

2016/11/13 13:18 更新
太陽風は700km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動もやや高まっています。

担当 篠原

高速太陽風が始まりました。
昨日のニュースの直後から、太陽風の速度は上昇を始めて、
12日15時(世界時12日6時)には、600km/秒に達し、
更に、夜にかけて700km/秒へ高まっています。

27日周期の図の前周期の太陽風と同様の変化になり、
かなり高速の太陽風に変わっています。

太陽風の磁場強度は、一時、15nTに強まっていましたが、
速度が上がりきると少し下がって、
現在は7nTとやや強まった状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りに推移して、
後半は0nT付近で変化するようになっています。
このため、磁気圏の活動はあまり大きくはならず、
1000nTの変化が1回起きていますが、
以降は500nT前後の変化に留まってます。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
コロナホールは、全体が既に西側(右側)に進んでいます。
高速太陽風は、前周期と同様に比較的短い期間で終わりそうです。


太陽は、中央部に2609黒点群、
東側に2610黒点群が発生しています。
X線グラフに目立った変化はなく、太陽は穏やかです。



AU, AL指数(上段)とAE, AO指数(下段)の速報値。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。