宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/11/17 13:31 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態です。 磁場強度も4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りで推移しています。 このため、磁気圏も穏やかで、 AE指数には目立った変化は見られません。 SDO衛星AIA193では、 東側から現れたコロナホールが、 少しずつ中央部へ進んでいます。 コロナホールの広がりを以前の周期と比べると、 低緯度域の広がりが消えて、 高緯度側のみに変化しています。 このため、地球へ届く高速太陽風の様子も 変化している可能性があります。 11月21日以降と予想される太陽風の変化に注目してください。 太陽は、中央部の西側に2610黒点群と、 東端に、群番号は付いていませんが、 小さい黒点が見えています。 目立った変化はなく、太陽は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いています。 高速太陽風は終わったので、減少が始まっているようです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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