宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 8 --- ---
11/ 7 --- ---
11/ 6 --- ---

黒点 11/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2605 2 β ---
2606 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 299 +1.9
-2 h 308 -1.6
-4 h 306 -1.0
-6 h 302 +1.2
-8 h 306 +1.1
-10 h 314 +1.2
-12 h 313 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/ 8 0.4 3x10^3
11/ 7 0.4 4x10^3
11/ 6 0.4 5x10^3
11/ 5 0.4 4x10^3
11/ 4 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/ 3 13:58 太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。
2016/11/ 4 12:59 太陽風磁場が南に振れ続け、磁気圏の活動を高めました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/11/ 5 13:39 太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。
2016/11/ 6 13:10 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静穏です。
2016/11/ 7 14:01 太陽風はかなり低速になっていますが、弱いオーロラが発生しています。
最新のニュース

2016/11/ 8 12:14 更新
太陽風は300km/秒の低速風が続いています。太陽は無黒点のようです。

担当 篠原

太陽風は、300km/秒とかなり遅い速度を保っています。
磁場強度も、3〜5nTとやや弱い状態です。

太陽風磁場の南北成分は、やや北寄りか、
南向きに振れても小さい変化になっています。
このため、磁気圏はとても静穏で、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
変化はほぼ見られません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球のコロナホールは、
低緯度域の広がりも中心線に達しようとしています。
地球へ影響が及び始めるのは、4日後くらいからでしょうか。

一方、5日と6日のニュースで紹介した、
太陽の小規模の爆発現象による太陽風の乱れも
これからやって来る可能性があります。
太陽風の速度がかなり下がっているので、
到来は、明後日、10日になるのではないかと思います。


太陽は、SDO衛星の可視光写真では、
黒点が見えなくなっています。
X線グラフも目立った変化はなく、とても穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。