宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/11/ 3 13:58 更新 太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態で安定しています。 一方、磁場強度は、7〜8nTと少し強まっています。 南北成分も、南向きに振れる傾向になって、 -5nT程度の変化が長く続くようになっています。 このため、磁気圏の活動は高まっていて、 AE指数のグラフは、 データエラーの関係で見にくくなっていますが、 500nT前後の中規模の活動が繰り返し発生しているようです。 このうち、世界時2日23時の高まりの頃のオーロラの様子を、 ノルウェー、トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 地平線近くに見えていたオーロラの光が、 空全体に一気に広がる様子がきれいです。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風は、基本的には平均的な状態が続くと思われます。 その中でも、磁場が南向きにある程度強まると、 このような磁気圏活動の高まりを見ることができます。 太陽は、中央部に小さい黒点が現れているようです。 2605群の位置に近いのですが、少し左側にずれています。 番号としてはどうなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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