宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 2 --- ---
11/ 1 --- ---
10/31 --- ---

黒点 11/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2605 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:45 481 +2.6
-2 h 503 +2.4
-4 h 518 +2.9
-6 h 482 -0.8
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
11/ 2 0.3 2x10^4
11/ 1 0.4 5x10^4
10/31 0.6 2x10^4
10/30 0.3 2x10^4
10/29 0.4 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/28 15:24 高速太陽風は550km/秒へやや下がっています。磁気圏の活動も少し落ち着いています。
2016/10/29 13:09 太陽風は600km/秒台に再び高まっています。磁気圏も活動的です。
2016/10/30 12:37 600km/秒台の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点になりそうです。
2016/10/31 13:56 高速太陽風の速度は550km/秒に下がってきました。
2016/11/ 1 12:01 高速の太陽風は終わりに近づいています。
最新のニュース

2016/11/ 2 12:49 更新
太陽風は平均的な状態にほぼ戻っています。

担当 篠原

太陽風は、昨夜から今日の未明にかけて、
磁場強度が、3nTから7nTへ、
速度が、480km/秒から520km/秒へ、
それぞれやや高まる変化が見られています。

その頃に、太陽風磁場の南北成分が、
-5nTと南向きにやや強まった状態が続き、
磁気圏の活動を高めています。
AE指数は、データエラーの影響で読み取りにくくなっていますが、
1000nTに達する大きい規模の活動が発生したようです。

この頃のオーロラの様子を、
アラスカのオーロラカメラの動画で紹介します。
活発な変動が空に大きく広がり、
素晴らしいオーロラの夜になったようです。

太陽風は、その後、今日の昼にかけてゆっくりと弱まり、
DSCOVRの観測では、速度は既に430km/秒ほどに下がり、
磁場強度も、5nTと平均的な値に戻っています。

太陽風は、高速風の領域を通り過ぎたのではないかと思います。
SDO衛星AIA193の写真では、
低緯度域に目立ったコロナホールはなく、
太陽風はしらばく穏やかになりそうです。


太陽は、中央部の2605黒点群がほとんど見えなくなり、
無黒点と言えそうな状態です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
低下が始まっていて、
両衛星ともちょうど10,000程度に下がっています。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時1日8時半〜13時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。