宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/31 --- ---
10/30 --- ---
10/29 --- ---

黒点 10/31 (NOAA)
磁場 フレア
2604 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:53 550 -0.2
-2 h 563 -1.1
-4 h 575 +0.5
-6 h 576 -0.9
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
10/31 0.4 2x10^4
10/30 0.3 2x10^4
10/29 0.4 1x10^5
10/28 0.4 9x10^4
10/27 0.4 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/26 14:29 太陽風の速度は700km/秒に上昇し、激しい磁気圏活動も発生しています。
2016/10/27 14:06 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/28 15:24 高速太陽風は550km/秒へやや下がっています。磁気圏の活動も少し落ち着いています。
2016/10/29 13:09 太陽風は600km/秒台に再び高まっています。磁気圏も活動的です。
2016/10/30 12:37 600km/秒台の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点になりそうです。
最新のニュース

2016/10/31 13:56 更新
高速太陽風の速度は550km/秒に下がってきました。

担当 篠原

高速太陽風の領域は、後半に入ったようで、
速度は次第に下がっています。
昨日は600km/秒を超えていた太陽風の速度は、
昨日の夕方になると600km/秒台を割り、
今朝には、550km/秒まで下がりました。
まだ、高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、5nT付近で安定しています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化するようになり、
磁気圏への影響も弱まっています。
AE指数のグラフは、
前半には1500nTに達する大きな変化がありますが、
後半になると、250nT付近の小規模の変化のみになっています。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールも西にだいぶ進み、
北極域のコロナホールが残るだけになっています。
27日周期の図の前周期は、もう2日ほど高速風が続いています。
今回も同程度と考えると、明後日くらいまでかもしれません。


太陽は、中央部の東寄りに、小さい黒点が見えているようです。
X線グラフには、ほとんど変化がなく、
太陽は、穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
100,000付近で落ち着いています。
太陽風の勢いが弱まってきたので、
次第に減少に向かうでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。