宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 --- ---
10/27 --- ---
10/26 --- ---

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
2603 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:17 561 -1.4
-2 h 556 -1.5
-4 h 559 -1.5
-6 h 552 -1.3
-8 h 547 -2.7
-10 h 549 -0.8
-12 h 556 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
10/28 0.4 9x10^4
10/27 0.4 7x10^4
10/26 0.5 2x10^4
10/25 0.4 1x10^3
10/24 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/23 10:40 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2016/10/24 14:36 太陽風は平均的な速度が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2016/10/25 12:53 太陽風磁場が南寄りに変化して、磁気圏の活動を高めています。高速風の到来が近づいています。
2016/10/26 14:29 太陽風の速度は700km/秒に上昇し、激しい磁気圏活動も発生しています。
2016/10/27 14:06 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/10/28 15:24 更新
高速太陽風は550km/秒へやや下がっています。磁気圏の活動も少し落ち着いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜くらいで600km/秒を割り、
現在にかけて、550km/秒付近で推移しています。
700km/秒を超えた最高速度と比べると、
だいぶ下がった印象ですが、
高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、5nTから7nTへやや高まっています。
速度の高まった状態は、このまま続きそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
ACE衛星のグラフの前半は南に振れていますが、
後半は0nT付近で小さい変化に変わっています。

この影響で、磁気圏の活動度もやや変化していて、
AE指数は、グラフの前半は500〜1000nTと
中規模の活発な活動が続いていますが、
後半に入ると、250nT前後と小規模の変化に留まっています。
極域のオーロラの輝きも、
少し落ち着いているのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
低緯度のコロナホールはちょうど中央線を超えたくらいで、
この後も、4日程度は影響が残りそうです。
27日周期の図の前周期の太陽風では、
5日くらい高速風が続いています。


太陽は、西側と中央部に新しい黒点が見えています。
中央部の黒点では、小さい活動が起きているようで、
X線グラフに変化を作っています。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日よりも増加していますが、
100,000には達していません。
引き続き注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。