宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/10/25 12:53 更新 太陽風磁場が南寄りに変化して、磁気圏の活動を高めています。高速風の到来が近づいています。 担当 篠原 太陽風の速度は、まだ変化がなく、 400km/秒付近と平均的な値に留まっています。 一方、磁場強度は、 7nTに少し強まった状態が続いています。 特に、南北成分は南向きの変化が続いていて、 -5nTを超えるような変化も起きています。 このため、磁気圏の活動度は高まっていて、 AE指数では、800nTから1000nTに達する規模の 変化も発生しています。 この中で、最後の高まりに近い、 世界時25日2〜3時のノルウェー、トロムソの 全天カメラの動画を掲載します。 3月以来、半年ぶりの掲載です。 曇っていた空が、この頃から晴れ上がり、 オーロラの光が空全体を覆うように活動しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールの広がりは、太陽の西側に進んでいて、 速度の高まりが始まる目安の位置に近づいています。 今日、明日には、太陽風の変化が始まるのではないでしょうか。 太陽は、2603黒点群が見えるだけで、 目立ったフレアの発生はありません。 西の端でフィラメント噴出が起きているようですが、 地球への影響はないでしょう。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時25日2〜3時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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