宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/10/21 12:37 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度400km/秒、磁場強度4〜5nTと、 どちらも平均的な状態で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。 このため、磁気圏は静穏になっていて、 AE指数のグラフはほとんど変化が起きていません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、 東側のコロナホールが、太陽の自転のため、 少しずつ中央部に近づいています。 STEREO Ahead衛星の写真を参照すると、 コロナホールは、東端の向こう側にかけて大きく広がっていて、 今回も太陽風の高まりは長い時間続きそうです。 太陽は、2602黒点群が西の端近くに見えるだけです。 X線グラフもほとんど変化がなく、 とても静かな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 高まった状態が続いています。 太陽風が落ち着くと、ゆっくりと減少していきます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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