宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/10/22 07:40 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 27日周期の図の前周期と同様の変化です。 磁場強度は、4nTから5nTへ少し上がりかけていて、 ここで落ち着くのか、上昇を続けるのか、 前周期は、 このあたりから磁場の強まりが始まっていたのですが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、北向きの状態が続いています。 このため、磁気圏はとても静穏で、 AE指数のグラフは変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールが太陽の中心線に近づいています。 今後、前周期の様な活発なオーロラ活動をもたらすでしょうか。 太陽では、中央部に2603黒点群が再び現れています。 小さな活動が見られる程度です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 高まった状態が続いていますが、ゆっくりと減少しています。 今日は、文化祭のため、 朝の早い時間に記事を更新しています。 残念ながら夜から雨が降り続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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