宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/19 --- ---
10/18 --- ---
10/17 08:50 C4.2

黒点 10/19 (NOAA)
磁場 フレア
2600 1 α ---
2602 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:00 571 -0.2
-2 h 570 +1.0
-4 h 597 -0.1
-6 h 607 +0.1
-8 h 585 +1.4
-10 h 605 +1.8
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^4
10/19 0.4 9x10^4
10/18 0.5 7x10^4
10/17 0.4 2x10^4
10/16 0.4 9x10^3
10/15 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/14 13:11 太陽風磁場が強まって南向きに振れ、磁気圏の活動が激しくなりました。
2016/10/15 11:12 太陽風の磁場強度は下がり、CMEによる乱れは終わっています。
2016/10/16 14:17 太陽風は500km/秒の高速風になっています。磁気圏もやや活動的です。
2016/10/17 13:50 太陽風の速度は700km/秒台に高まっています。C4のフレアが発生しました。
2016/10/18 12:14 太陽風は670km/秒と高速の状態が続いています。
最新のニュース

2016/10/19 13:07 更新
高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いて、
560km/秒まで下がりましたが、
現在も高速の状態を保っています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風速度の下がり方と似た変化になっていますが、
速さとしては、少し高めに推移しています。
このため、明日か明後日まで高速の風が続くかもしれません。

太陽風の磁場強度は、3〜4nTに下がっています。
南北成分は、0nT付近か、やや北寄りで、
磁気圏への影響は弱くなっています。
AE指数のグラフは、
200nT前後の小さい変化が見られる程度になっています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の中央部に広いコロナホールは見られず、
この後、太陽風は穏やかな風になりそうです。

一方、東端に顔を出しているコロナホールは、
前周期に、およそ10日にわたって
高速風をもたらした領域の先頭です。
27日周期の図を参考にすると、
10月24日頃から速度が高まりそうです。


太陽では、東側(左側)にとても小さい黒点が
新しく現れているようです。

X線グラフはほとんど辺がなく、太陽はとても静かです。


高速太陽風の影響を受けて、
放射線帯の高エネルギー電子は、更に増加しています。
太陽風の速度は下がり始めているので、
こちらの変化もこの辺りまででしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。