宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/10/ 3 16:38 更新 500km/秒の高速太陽風は続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒で安定しています。 ピークの頃からはだいぶ下がった印象ですが、 依然、高速の風は続いています。 太陽風の磁場強度は、 5nTと平均的な強度で安定しています。 南北成分は、南に振れたり、北に振れたり、 ゆっくりと変化しています。 磁場が南向きに変化した時には、 磁気圏の活動も高まって、 AE指数は、500nT付近の中規模の変化や、 1000nTを超える激しい変化も起きています。 高速太陽風は後半に入っています。 磁気圏の活発な活動も、あと数日程度かもしれません。 太陽は、東端に現れた新しい黒点に、 2598群と番号が付けられています。 今のところ、目立った活動は起こしていません。 さらに、東端の南半球側から、 新しい黒点が姿を現しかけています。 明日になれば、よりはっきりと見える様になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 たいへん高い状態が続いていますが、 昨日と比べるとやや減少しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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