宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/24 09:11 更新 太陽風の速度はやや低速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に380km/秒まで下がり、 やや低速の風になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、ずっと北向きになっていて、 磁気圏はとても穏やかです。 AE指数は全く変化のないグラフになっています。 太陽風は、27日周期の図の前周期と同様に、 明日か明後日までは穏やかに推移しそうです。 その後、SDO衛星AIA193の太陽写真の中心部に見える、 小さいコロナホールの影響が、いくらか見られるかもしれません。 さらに、太陽の東側の南北に見えているコロナホールの影響が、 28〜29日くらいから始まりそうです。 前周期は、最高で700km/秒に達する高速の太陽風が、 一週間にわたって続きました。 今回はどのような高速風になるでしょうか。 太陽は、2595黒点群が沈んで、 X線グラフの変化は少なくなっています。 中央部の新しい黒点は、少し大きくなっていますが、 特に活動は見られません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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