宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/19 10:48 更新 太陽風の速度は350km/秒に少し上がっています。コロナホールの影響が近付いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の午後に350km/秒に少し上がりました。 平均よりも遅い状態は続いています。 磁場強度は5nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤は南寄り、 後半は0nT付近となっています。 AE指数の変化もこれと同様で、 中盤に300〜500nTの小中規模の変化があって、 後半は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは更に西に進み、 影響の到来が近付いています。 今回はどの程度の太陽風の高まりがやって来るでしょうか。 太陽風磁場が強まり始めると、変化の始まりです。 太陽は、2592黒点群の右に、 2593群と2594群が現れています。 今後の変化に注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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