宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/22 12:21 更新 太陽風の速度は500km/秒へ下がり、高速風は終わりに近付いているようです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方から下がり始め、 深夜には500km/秒となりました。 ピークからはだいぶ下がりましたが、高速の状態は続いています。 その後、今朝まで(データが途切れるまで)500km/秒で安定しています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な値です。 南北成分は、北を向いている時間帯が長く、 時々、南に変化している程度です。 このため、磁気圏の活動は低調で、 200〜500nTの小規模の変化が、時々発生している程度です。 27日前の前周期の変化を参考にすると、 高速風は今日、明日くらいで終わりそうです。 その後、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、西の端の2595黒点群で、 C1.6とC1.7の小規模フレアが発生しました。 黒点群は西の端に達していて、ほとんど見えなくなっています。 この群が見えなくなると、X線グラフの小さい変化も減りそうです。 また、2593群の右に新しい黒点が出現しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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