宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/20 --- ---
9/19 --- ---
9/18 --- ---

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
2592 2 β ---
2593 8 β ---
2594 1 α ---
2595 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:00 468 +5.5
-2 h 420 +16.0
-4 h 415 +11.0
-6 h 412 +5.6
-8 h 394 -0.2
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
9/20 0.4 5x10^1
9/19 0.3 2x10^2
9/18 0.4 1x10^2
9/17 0.4 3x10^1
9/16 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/15 12:48 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動も少し高まっています。
2016/ 9/16 13:21 太陽風は300km/秒の低速風が続いています。磁気圏も静穏です。
2016/ 9/17 09:30 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。太陽も穏やかです。
2016/ 9/18 10:00 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2016/ 9/19 10:48 太陽風の速度は350km/秒に少し上がっています。コロナホールの影響が近付いています。
最新のニュース

2016/ 9/20 11:24 更新
高速風が到来し、太陽風の速度は480km/秒に上がっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は10nTに強まりました。
今日に入る頃からさらに高まって、
今朝早くには、20nTまで強まっています。

それに伴って、速度も上昇して、
今朝、20日7時(世界時19日22時)には480km/秒と、
高速風が始まっています。

太陽風のデータはそこで切れていて、
現在はもう一段高まっている可能性があります。

高速の太陽風は始まりましたが、
磁場の南北成分は、北寄りに強まっています。
このため、磁気圏への影響は限定的で、
AE指数のグラフは、
速度が高まる前は400nTの小規模の変化が起きていますが、
その後は、変化が目立たなくなっています。

前周期の太陽風の高まりは、3日程度続きました。
今回も同程度と考えると、
今後、太陽風磁場が南寄りに傾向が変われば、
オーロラの活動も高まっていくでしょう。


太陽は、西の端近くに2595黒点群が新しく発生しています。
X線のグラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。

9月に入って起きた、Cクラスに達するフレアは、
9月1日5時(世界時では8月31日20時)のC2.2だけです。
太陽は静かな状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。