宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/23 04:04 C2.6
02:33 C1.9
9/22 20:04 C1.5
14:39 C5.6
9/21 20:45 C1.7
19:22 C1.6

黒点  9/23 (NOAA)
磁場 フレア
2593 7 β C2
2596 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:10 439 +1.4
-2 h 447 +1.5
-4 h 450 +2.0
-6 h 462 +1.7
-8 h 466 +2.1
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
9/23 0.4 1x10^3
9/22 0.4 4x10^3
9/21 0.4 1x10^3
9/20 0.4 5x10^1
9/19 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/18 10:00 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2016/ 9/19 10:48 太陽風の速度は350km/秒に少し上がっています。コロナホールの影響が近付いています。
2016/ 9/20 11:24 高速風が到来し、太陽風の速度は480km/秒に上がっています。
2016/ 9/21 11:31 太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。磁気圏もやや活動的になっています。
2016/ 9/22 12:21 太陽風の速度は500km/秒へ下がり、高速風は終わりに近付いているようです。
最新のニュース

2016/ 9/23 12:51 更新
高速太陽風は終わつつあります。太陽でC5の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日いっぱい、
470km/秒とやや高速の状態が続きましたが、
今朝にかけて速度が更に低下して、
23日7時(世界時22日22時)の段階で、
440km/秒と平均的な速さに戻りつつあります。
現在は、もう一段下がっているかもしれません。

太陽風の磁場強度は、4〜5nTで安定して推移しています。
南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
速度が下がってきたこともあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は、一時的に小さい変化が起きる程度です。

SDO衛星AIA193の写真では、
太陽の中心部に小さいコロナホールが見えています。
3日後の26日頃に影響がやって来るかもしれませんが、
前周期も弱い変化に留まったので、
今回も同様かもしれません。

一方、東端(左側)近くに、
大きく広がったコロナホールが顔を出しています。
この領域は、前周期に一週間程度高速太陽風をもたらしています。
今回も、28日頃から影響が始まりそうです。


太陽は、西の端に見えていた2595黒点群が、
C5.6、C2.6など、Cクラスの小規模フレアを5回起こしました。
X線のグラフの変化も、急に活発化しています。
しかし、現在はもう沈んで見えなくなったので、
X線グラフの変化も止まっています。

昨日新しく見えていた黒点は、2596群と番号が付き、
中央部に新しく黒点が発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。