宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/17 09:30 更新 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、再び290km/秒へ下がっています。 9月12日くらいから、5日間にわたって、 300km/秒前後の遅い太陽風が続いています。 (27日周期の図の速度のグラフが、下端にくっついています) 太陽風の磁場強度は、5〜7nTで安定しています。 南北成分は、北寄りから、弱い南向きに傾向が変化しています。 このため、AE指数のグラフも、前半は全く変化がありませんが、 後半に入ると、変化が見え始めています。 と言っても、速度は遅く、磁場の変化も小幅なので、 小さい規模に留まっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールが太陽の中央線上に見えています。 速度の高い太陽風が、地球の方向へ噴き出しているところです。 3日後の20日くらいには、太陽風も強まっていそうです。 前周期は550km/秒くらいまで速度が高まっています。 太陽は、2592黒点群の向こうから、 もう一つ新しい黒点が姿を現しています。 Bクラスの小さいフレアが起きた程度で、 太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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