宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/15 12:48 更新 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動も少し高まっています。 担当 篠原 昨夜から、太陽風の磁場強度が強まり始め、 今朝には、10nTまで強まっています。 南北成分も南向きに大きく変化していて、 -5〜 -8nTの南向きの変化が続いています。 速度も、300km/秒から340km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態は続いています。 SDO、SOHO衛星のデータでは、 フィラメント噴出やCMEなどの対応する現象は 特に見つかりませんでした。 磁場が南を向いているため、磁気圏の活動もやや高まっています。 AE指数のグラフは、図の後半から500nT前後の変化が続いています。 太陽風の速度が遅いので、激しい変化には繋がりにくい状況です。 SDO衛星AIA193では、 中心部にコロナホール見られなかったので、 太陽風は基本的には穏やかに推移すると思われます。 太陽は、2591黒点群はほとんど見えなくなりました。 一方、東の端に新しい黒点が姿を現しています。 X線のグラフはほとんど変化がありません。 SOHO衛星LASCO C2で、 太陽の東側(左側)に噴出するCME(太陽ガスの放出現象)が 撮影されています。 まだ、噴き出す途中の写真までしか公開されていません。 太陽の向こう側で発生した現象のようです。 横に向かっているので地球への影響はありません。 これから9月26日にかけて、 高専内の工事のため、LANが使えなくなります。 サーバーを外部に設けるなどして対応を行いますが、 ニュースの運営が当分の間不安定になります。 また、メールの送受信も全くできなくなります (停止期間中の受信メールも残りません)。 速報メールも停止しますので、ご了解下さい。 太陽の左に向かってCMEが噴出しています。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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