宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/11 13:24 更新 太陽風は低速の風になり、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に下がって、 350km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、小さく変化する程度で、 磁気圏は、基本的には穏やかな状態が続いています。 AE指数も、ほとんど変化がありませんが、 最初と最後に300nTの小規模の変化が起きています。 後半の高まりの頃の、南極・昭和基地のオーロラを紹介します。 秋分が近づいて、昭和基地の夜の時間も次第に短くなっています。 例年、写真が公開されているのは10月中旬までで、 今年も残り1か月ほどになっています。 太陽は、中央部の東寄り(左側)に、 2591黒点群が発生しています。 ここで、B9.2と、もう少しでCクラスに達する 小さいフレアが発生しています。 成長が続くかどうか、注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日より少し高まっています。 しかし、全体的にはゆっくりと減少が続くでしょう。 南極の昭和基地で、世界時10日23時頃に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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