宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/10 14:18 更新 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。 担当 篠原 昨夜、太陽風の速度は400km/秒に下がり、 9月1日頃に始まった高速太陽風は、 終わりを迎えました。 太陽風の磁場強度は、 4〜5nTと平均的な状態で安定しています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 速度が下がってきたこともあり、 磁気圏の活動も弱くなっています。 AE指数のグラフは、小さい変化が時々見える程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは、南北の高緯度域には広がっていますが、 中心部には見られず、地球へやって来る太陽風は、 しばらく穏やかになりそうです。 太陽は、Bクラスの小さい活動が続いています。 規模が大きくなる様子は見られず、 現状程度で推移しそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少が続き、 今日は、GOES15(青線)もかろうじて10,000に達した程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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