宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 --- ---
9/13 --- ---
9/12 --- ---

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
2589 2 β ---
2591 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:12 270 -4.5
-2 h 264 -2.6
-4 h 260 -0.9
-6 h 269 -2.6
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
9/14 0.4 5x10^3
9/13 0.4 2x10^4
9/12 0.4 3x10^4
9/11 0.4 2x10^4
9/10 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/ 9 12:13 高速の太陽風は終わりに近づいています。8月の黒点相対数は50.7です。
2016/ 9/10 14:18 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。
2016/ 9/11 13:24 太陽風は低速の風になり、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 9/12 12:32 太陽風は低速ですが、磁場が南向きの状態が続いています。
2016/ 9/13 12:55 太陽風の速度は300km/秒へ下がっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 9/14 13:29 更新
太陽風は270km/秒とかなり低速です。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

谷口直樹さんより、続きのオーロラ写真をいただきました。
昨日の撮影地よりさらに北上して、サーリセルカ(1枚目)と、
国境を越えてノルウェー最北端のノールカップ近く(2枚目)の撮影です。
すると、2枚目に写っている水面は、北極海のようです。

この頃も、太陽風は強まっていて、オーロラの活動は活発で、
AE指数は頻繁に1000nTに達する変化をしていました。
現地では、緑が強烈で動きの激しいオーロラが観測できたとのことです。

谷口さんによると、その後は天候の悪化のため観測できず、
8日にヘルシンキを発ったところ、
途中のロシア、イルクーツク辺りで、
機内から強いオーロラを見ることができたそうです。
写真の左上に、北斗七星が写っています。

美しいオーロラだけでなく、旅情も含んだ素敵な写真です。
どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、更に速度が低下して、
270km/秒まで下がっています。
27日周期の図では、速度の緑色の線が見えなくなっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、弱い南向きになっています。
このため、AE指数は小さい変化が時々起きています。

太陽風は、引き続き穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、2589群、2591群が小さく見えるだけです。
X線グラフも目立った変化はなく、静かな状態が続いています。



現地9月3日23時、ロヴァニエミから北に280kmのサーリセルカにて。
(c) 谷口直樹氏


現地9月4日、ノルウェー最北端ノールカップ南30キロの港町、ホニングスボーグにて(北緯70度)。
(c) 谷口直樹氏


8日の帰路の機内から、ロシア、イルクーツク辺り(北緯52度)で。
(c) 谷口直樹氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。