宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 9/ 7 13:47 更新 高速の太陽風は続いていますが、ゆっくりと弱まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒近くに下がっています。 まだ、時々、550km/秒に上がる変化も見られますが、 高速太陽風は、次第に勢いを失っています。 磁場強度は、4〜5nT付近で推移しています。 変化がゆっくりなので目立ちませんが、 磁場強度もゆっくりと下がってきています。 磁場の南北成分は、南北両方に変化しています。 このため、磁気圏も活動的な状態が続いていて、 AE指数のグラフは、変化は次第に小規模になっていますが、 500nT前後の変化が繰り返し発生しています。 27日周期の図の前周期のように、 太陽風の高まりは、2〜3日程度で終わりを迎えそうです。 太陽は、2585群の左に、2588黒点群が出現しています。 フレアの発生は特になく、太陽は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いていますが、 GOES15(青線)は、100,000の線を割っていて、 低下が始まっています。 太陽風が落ち着いてくると、ゆっくりと減少を続けます。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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