宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 8 --- ---
9/ 7 --- ---
9/ 6 --- ---

黒点  9/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2585 12 βγ ---
2586 2 α ---
2588 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:12 499 -0.2
-2 h 495 +3.1
-4 h 474 -0.7
-6 h 469 -2.6
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
9/ 8 0.4 5x10^4
9/ 7 0.4 8x10^4
9/ 6 0.4 2x10^5
9/ 5 0.4 1x10^5
9/ 4 0.4 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/ 3 23:30 太陽風はやや強まった状態が続いています。今後、一段と高まりそうです。
2016/ 9/ 4 14:00 650km/秒と高速の太陽風は続いています。磁気圏の活動も活発です。
2016/ 9/ 5 14:59 600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 9/ 6 12:51 太陽風の速度は少し下がりましたが、高速の状態は続いています。
2016/ 9/ 7 13:47 高速の太陽風は続いていますが、ゆっくりと弱まっています。
最新のニュース

2016/ 9/ 8 13:54 更新
500km/秒付近の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

カナダ・イエローナイフの高坂雄一さんより、
オーロラの写真を3枚いただきました。

9月に入って曇りが続いていたのが、やっと晴れたそうで、
現地、5日23時〜6日3時(世界時6日5〜9時)にかけて、
オーロラが強弱の変化をしながら現れたそうです。

いただいた写真は、たまには町から見た様子をとのことで、
イエローナイフの夜景の上に輝くオーロラの姿です。

普段とは全く反対の、都会的な雰囲気のオーロラ写真です。
人々の暮らしの上にこのような光景が広がっているのですね。
新鮮な印象の写真を、どうもありがとうございます。



太陽風は、高速の状態が続いています。
速度は、500km/秒前後を維持していて、
磁場強度も、4〜5nTで安定しています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールの広がりは西(右)に遠ざかり、
写真の中でコロナホールは目立たなくなっています。
太陽風の高まりも、終わりに近づいていると思われます。

磁気圏の活動は、変化の頻度は下がっていますが、
AE指数で1000nTに達する変化も起きていて、
ある程度活発な状態が続いています。


太陽は、中央部の東寄りに新しく、小さい黒点が現れています。

X線グラフは、小さい変化が頻繁に起きていますが、
大きく目立っている2585群で起きているようです。
特に強まる様子は見られませんが、この後どうなるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超える状態が続いていますが、
少しずつ下がる傾向が見えています。



カナダのイエローナイフの中心部から見た、現地5日深夜のオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフの中心部から見た、現地5日深夜のオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフの中心部から見た、現地5日深夜のオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。