宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 9/ 6 12:51 更新 太陽風の速度は少し下がりましたが、高速の状態は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下して、 現在は550km/秒です。 高速の風は続いていますが、ピークは越えたようです。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、南北両方に振れていて、 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏の活動を高めています。 AE指数のグラフでは、 500〜900nTの中規模の変化が続いています。 ただ、太陽風の勢いが下がってきたことにより、 こちらの変化も次第に小さくなっているようです。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールはさらに西に進み、 中心部は、北半球の高緯度側に残るだけになっています。 太陽風への影響は次第に弱くなっていくでしょう。 太陽は、中央に2585群が見えるだけで、 目立ったフレアの発生もなく、穏やかな状態です。 東端からやや活動的な領域が近づいているようで、 新しい黒点群が現れるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15(青線)は、100,000に達し、 GOES13(赤線)も、50,000まで増加しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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