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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/29 07:34 太陽風はやや低速で、穏やかです。太陽に新しい黒点が出現しています。
2016/ 8/30 13:52 太陽風は低速風です。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 8/31 12:51 太陽風はやや高速になっています。磁気圏も活動的です。
2016/ 9/ 1 11:08 太陽風はやや強まった状態が続いています。今後、一段と高まりそうです。
2016/ 9/ 2 10:29 太陽風の速度が高まり、オーロラの活動も強まっています。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 9/ 3 23:30 更新
太陽風はやや強まった状態が続いています。今後、一段と高まりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、650〜700km/秒と更に高速になっています。
磁場強度は、8nTとやや強まった状態から、
5nTと平均的な値に戻って来ました。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りに振れています。
このため、磁気圏の活動は活発な状態が続き、
AE指数のデータは、1000nTから1500nTに達する、
大きな変化が連続しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
北半球のコロナホールは、東西に大きく広がり、
南半球のコロナホールも、
地球へ影響が及び始める目安の位置に達したところです。
太陽風の高まりは、この後も続きそうです。


太陽は、X線グラフに目立った変化はなく、
穏やかな状態が続いています。

可視光写真では、2585黒点群が大きく目立っています。




今日は、高専スペースキャンプの講習会で製作した、
モデルロケットと缶サットの打ち上げ、投下実験を行いました。
台風のこともあり、天気が心配だったのですが、
途中、小雨が少しだけ降ったりしましたが、
風も弱く、終日穏やかな天候で、
実験に最適の一日になりました。

一方、今日は朝から夜まで時間の余裕がなく、
更新がこんな時間になってしまいました。
たいへん申し訳ありません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。