宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 9/ 1 11:08 更新 太陽風はやや強まった状態が続いています。今後、一段と高まりそうです。 担当 篠原 昨日、太陽の東端に現れた黒点は、 北は2585群、南は2584群と番号がつけられてました。 そして、今日も中央部に新しい黒点が現れています。 2585群は、全体が見えるようになっています。 昨日は、C1.1、C2.2と小規模フレアが2回起きた程度で、 それほど活発な様子は見られません。 太陽風は、速度は440km/秒、磁場強度は7nTと、 少し高まりが残ったまま推移しています。 磁場の南北成分は、北寄りから南寄りにゆっくりと変化しています。 このため、AE指数は前半は静かですが、 後半に300〜600nTの中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 北半球のコロナホールが西に進んで、 影響が及び始める目安の位置に達しつつあります。 これから、太陽風は再び高まりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風の速度は、650km/秒に達しています。 今回も同じくらいの乱れが到来するかもしれません。 今日から9月4日にかけて、愛媛県新居浜市で 「高専スペースキャンプ」という高専生向けの研修会を行います。 初心者向けのモデルロケット、缶サットの製作講習会や、 各校で製作してきたモデルロケットの打ち上げ、 缶サットの投下実験などを行います。 鹿児島高専物理部チームは、 モデルロケット1機、缶サット3機を携えて、 新居浜に向かっているところです(そろそろ広島です)。 このため、日曜日にかけて更新時刻が不安定になります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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