宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/28 14:09 更新 太陽風は平均的な状態です。明日くらいから速度が高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、速度は420km/秒、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りになっていて、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500nTの変化も起きていますが、 全体としては静かな状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 中央部の南寄りに見えていたコロナホールは西に進み、 明日くらいから影響が始まりそうです。 一方、それに続く領域を見ると、 2581黒点群が発生したため、コロナホールは一旦途切れて、 東側で再び大きく広がっています。 27日前は、この部分全体にコロナホールが広がっていたため、 太陽風の高まりは長く続いたのですが、 今回は、2〜3日で一旦途切れて、 その後再び高まるという経過になるかもしれません。 太陽は、X線グラフに変化はなく、 とても穏やかです。 新しい黒点に、2582群と番号が付いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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