宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:52)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/30 --- ---
8/29 12:33 C2.2
8/28 --- ---

黒点  8/30 (NOAA)
磁場 フレア
2580 3 α ---
2581 8 β ---
2582 6 β ---
2583 10 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:07 346 +5.2
-2 h 352 +0.5
-4 h 343 -1.4
-6 h 340 -2.1
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
8/30 0.4 1x10^3
8/29 0.4 6x10^3
8/28 0.3 5x10^3
8/27 0.4 3x10^3
8/26 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/25 13:10 500km/秒台の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 8/26 11:57 太陽風は高速風が続いています。磁気圏の活動も続いています。
2016/ 8/27 12:04 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/28 14:09 太陽風は平均的な状態です。明日くらいから速度が高まるかもしれません。
2016/ 8/29 07:34 太陽風はやや低速で、穏やかです。太陽に新しい黒点が出現しています。
最新のニュース

2016/ 8/30 13:52 更新
太陽風は低速風です。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、
カナダ・イエローナイフで撮影された
オーロラの写真をいただきました。

27日は、朝から曇りで、雨も降って、
見事な二重虹(5枚目の写真)も現れたそうですが、
晴れ間を探して西へ移動すると、
現地28日1時半(世界時28日7時半)頃から晴れ始めて、
見事なオーロラが空中に舞ったとのことです。

そのまま薄明まで、オーロラは消えることなく見えていたそうで、
いただいた写真の1枚目の全天カメラの空は真っ暗ですが、
3枚目は、薄明で空が明るくなりかけています。
オーロラの活動が長い時間続いていたことが分かります。

昨日のニュースのデータを見ると、
太陽風はやや低速でしたが、磁場が弱く南に振れ、
AE指数のグラフを世界時28日10時半から14時にかけて、
小規模の活動が発生しています。
イエローナイフでは、
もう少し早い時間からオーロラの輝きが現れていたのでしょう。

5枚目の二重虹の写真は、
緑のイエローナイフの景色も見ることができて、
興味深いです。
どうもありがとうございます。



太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、昨夜くらいから変化が見られ、
今日の未明には、8nTと少し強まっています。
データが途切れているので、その後の変化は分かりませんが、
高速風の到来となっているのでしょうか。

AE指数は、小規模の活動が見られています。
最後に500nTの変化が発生していて、
太陽風に乱れが見え始めているのかもしれません。


太陽は、新しい黒点に2583群と番号が付きました。
C2.2、C1.3、C1.1と、小規模フレアを3回起こしています。

また、東の端に新しい黒点が現れています。
もうひとつ、続いて現れそうな領域もあります。

X線グラフは、全体の強度が少し上がり、
小さい変化が目立っています。
活動の規模は高まっていくでしょうか。



カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダのイエローナイフで、現地27日に見えた二重虹。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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