宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 8/30 13:52 更新 太陽風は低速風です。カナダのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 高坂雄一さんより、 カナダ・イエローナイフで撮影された オーロラの写真をいただきました。 27日は、朝から曇りで、雨も降って、 見事な二重虹(5枚目の写真)も現れたそうですが、 晴れ間を探して西へ移動すると、 現地28日1時半(世界時28日7時半)頃から晴れ始めて、 見事なオーロラが空中に舞ったとのことです。 そのまま薄明まで、オーロラは消えることなく見えていたそうで、 いただいた写真の1枚目の全天カメラの空は真っ暗ですが、 3枚目は、薄明で空が明るくなりかけています。 オーロラの活動が長い時間続いていたことが分かります。 昨日のニュースのデータを見ると、 太陽風はやや低速でしたが、磁場が弱く南に振れ、 AE指数のグラフを世界時28日10時半から14時にかけて、 小規模の活動が発生しています。 イエローナイフでは、 もう少し早い時間からオーロラの輝きが現れていたのでしょう。 5枚目の二重虹の写真は、 緑のイエローナイフの景色も見ることができて、 興味深いです。 どうもありがとうございます。 太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨夜くらいから変化が見られ、 今日の未明には、8nTと少し強まっています。 データが途切れているので、その後の変化は分かりませんが、 高速風の到来となっているのでしょうか。 AE指数は、小規模の活動が見られています。 最後に500nTの変化が発生していて、 太陽風に乱れが見え始めているのかもしれません。 太陽は、新しい黒点に2583群と番号が付きました。 C2.2、C1.3、C1.1と、小規模フレアを3回起こしています。 また、東の端に新しい黒点が現れています。 もうひとつ、続いて現れそうな領域もあります。 X線グラフは、全体の強度が少し上がり、 小さい変化が目立っています。 活動の規模は高まっていくでしょうか。 (c) 高坂雄一氏 カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダのイエローナイフで、現地28日1時半(世界時28日7時半)から朝にかけて現れたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダのイエローナイフで、現地27日に見えた二重虹。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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