宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:35)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/24 --- ---
8/23 --- ---
8/22 --- ---

黒点  8/24 (NOAA)
磁場 フレア
2578 5 β ---
2579 11 β ---
2580 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:42 484 +4.2
-2 h 433 -11.3
-4 h 432 -9.7
-6 h 391 -4.0
-8 h 371 -3.7
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
8/24 0.3 1x10^2
8/23 0.4 3x10^2
8/22 0.4 1x10^3
8/21 0.3 7x10^2
8/20 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/19 12:32 太陽は穏やかです。太陽風は低速になっています。
2016/ 8/20 12:39 低速の太陽風が続いています。太陽もとても静かです。
2016/ 8/21 10:26 太陽は無黒点に近くなっています。太陽風は更に低速になっています。
2016/ 8/22 12:31 太陽風が平均的な速度に高まっています。太陽は新しい黒点が出現しています。
2016/ 8/23 12:13 2579黒点群が発達しています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2016/ 8/24 12:35 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。
昨夜、23日20時(世界時23日11時)頃から、
太陽風の磁場強度は10nT近くに上がり、
更に、今朝にかけて15nTへ強まっています。

24日に入った頃から、速度も上昇を始め、
380km/秒とやや低速だった状態から、
現在は500km/秒の高速風に変化しています。

この高まりに関係していると思われるコロナホールは、
SDO衛星AIA193の写真で、南西側(右下)に進んでいます。

太陽風の磁場強度が強まった頃から、
南北成分は南向きに振れて、-5nTの状態が続き、
今日の早朝には、-10nTを超える強い南向きになりました。

このため、磁気圏の活動度は一気に高まり、
AE指数では、23日22時(世界時23日13時)頃以降、
500〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。

その様子を、南極昭和基地のオーロラ動画で紹介します。
世界時23日17時から23時にかけて、
6時間にわたる活発な活動の様子です。

太陽風は、現在も磁場強度が高まっているため、
速度はこの後も上昇を続けるかもしれません。
一方、磁場の南北成分は、北向きに変化しています。
この状態が続くと、オーロラの活動は弱まるでしょう。

引き続き、太陽風の変化、磁気圏の活動に注目して下さい。


太陽は、中央の2579黒点群の発達は止まり、
X線グラフの小さい変化もなくなっています。

黒点群は3つ見えていますが、活動は穏やかです。



南極の昭和基地で、世界時23日17時〜23日23時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。