宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/19 12:32 更新 太陽は穏やかです。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽は、2574黒点群と2576群が西の端に近づき、 中央部に見えるのは、2578群だけになっています。 活動も穏やかで、 X線グラフはほとんど変化のない状態です。 太陽を左奥側から観測しているSTEREO Aheadによると、 太陽の東端の向こう側の南半球に活動的な領域があるようです。 今後、どのような領域が現れるのか注目して下さい。 太陽風は、速度が350km/秒に下がり、 低速の風になっています。 磁場強度も、4〜5nTと平均的な値です。 今日くらいから、コロナホールの影響が始まるかもしれない とお知らせしていましたが、 今のところその様子は見られません。 太陽風磁場の南北成分は、 南寄りの傾向になっていますが、 振れ幅は -2〜 -3nTと小さく、 速度も遅くなっているため、磁気圏への影響は小さく、 AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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