宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 8/22 12:31 更新 太陽風が平均的な速度に高まっています。太陽は新しい黒点が出現しています。 担当 篠原 昨日の午後より、太陽風の磁場が10nTに強まり、 夜に入ると、速度も上昇して、 今朝くらいに、400km/秒と平均的な速度に戻りました。 速度と反対に、磁場強度は5nTへ下がっています。 太陽風磁場が強まった頃、 南北成分は南向きに大きく振れて、 -10nTを超える変化も起きています。 この影響で、磁気圏の活動も高まりそうですが、 AE指数のグラフは、300nTの小規模の変化が2回程度と、 変化は起きていますが、規模は小さいものに留まっています。 世界時21日21時半頃のオーロラの様子を、 南極の昭和基地の動画で紹介します。 AE指数のグラフの、後ろ側の高まりの頃の撮影です。 夜空を横切る光の帯が美しく躍動しています。 一方、この動画でも、 オーロラの活動は特に激しくはなっていません。 SDO衛星AIA103の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールが少し西に進んでいます。 この領域の影響は、まだこれからだと思います。 太陽は、2578黒点群は見えなくなりましたが、 中央部の東側(左側)に小さい黒点が、 また、南東の端(左下)に新しい黒点が現れています。 活動は穏やかで、X線グラフは変化が見られません。 南極の昭和基地で、世界時21日21時半頃に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |