宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/18 12:43 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。太陽は穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後から少し高まり、 深夜には、400km/秒と平均的な速さに戻りました。 磁場強度も、9nT近くまで高まっています。 その後、ACE衛星のデータは今朝までで止まっていますが、 速度は、380km/秒へまた少し下がり、 磁場強度も、7nTへ下がり気味です。 太陽風の変化は、小規模に留まりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、北に向いたり、南に向いたり、 切り替わりながら変化しています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、 変化が起きたり、止まったりしています。 変化の大きさは、200〜500nTと小規模です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の小さいコロナホールは西に進んで、 明日くらいには、影響が及び始める目安の位置に達します。 現在の穏やかな太陽風が、少し強まるかもしれません。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 穏やかな状態が続いています。 黒点は、2574、2576、2578群の3つが見えていますが、 だんだん寂しくなってきた印象です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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