宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 8/17 13:21 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、低速の風が続いていますが、 速度は280km/秒から340km/秒へ、少し上がっています。 磁場強度は、5nTから8nTへ少し強まり、 太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来しています。 27日周期の図を見ると、「T」から「A」へ変わったようですが、 ちょうどその辺りでACE衛星のデータが止まっています。 オーロラの活動度を示すAE指数は、 太陽風磁場の切り替わりの頃に、少し変化が大きくなり、 500nT弱の活動が起きています。 太陽風の最新状況が分からないので、今後のデータ待ちですが、 AE指数の変化が特に大きくなっていることはないので、 低速の穏やかな状態が続いているようです。 と書いたところで、速度320km/秒、磁場強度5nTと、 最新値が少しだけ出てきました。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の中央部に、小型のコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいに弱い影響が到来するかもしれません。 太陽の黒点は、2575、2577、2578群は小さくなって、 見つけにくくなっています。 目立ったフレアもなく、穏やかな状態です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 太陽風の変化を受けて、大きく減少しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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