宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/16 11:34 更新 太陽風は更に低速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に低下が続き、 280km/秒とかなり遅い風になっています。 磁場強度は、掲載のグラフでは見にくくなっていますが、 5〜6nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は北寄りになっています。 速度の低下も重なって、磁気圏は穏やかのようです。 AE指数のグラフは、太くなった状態が続いていますが、 これは、観測データの一部に問題が発生しているためだと思われます。 太陽の東端に現れた黒点には、2578群と番号が付きました。 また、2575群の黒点が再び見えるようになっています。 X線グラフには目立った変化はなく、太陽は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000に達しています。 昨日よりも少し減少しているようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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