宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/13 10:43 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、600km/秒から500km/秒へ下がり、 高速の状態は続いていますが、 高速風の領域は終わりに近づいているようです。 磁場強度も、5nTから4nTへ、変化は小さいですが、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 このため、磁気圏への影響も弱くなっていて、 AE指数は、小さい変化が見られる程度です。 今後、太陽風の乱れが弱まってくれば、 磁気圏も一段と穏やかになるでしょう。 太陽は、2574黒点群でBクラスの小さい活動が 繰り返し発生しています。 今後規模が大きくなるようだと、 注目する必要が出てくるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15は10,000を越える高い状態が続いています。 太陽風が落ち着いてきたので、 これからゆっくりと減少していくでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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