宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 8/ 9 15:13 更新 太陽の東端に黒点群が4つ現れています。高速の太陽風は続いています。 担当 篠原 太陽は、東の端から2573群、23574群の全体が見える様になり、 南半球には、2576群も姿を現しています。 2574群でC3.1、C5.6の小規模フレアが昨日発生し、 今朝は、2573群でC8.9のフレアが起きています。 これらの黒点群は、これから太陽の中心へ進むので、 活動が強まれば、地球へ影響が及ぶ可能性も高まります。 引き続き注目してください。 太陽風は、460km/秒から490km/秒へ速度が少し上がり、 高速の風は続いています。 また、磁場強度も、5nTから7nTへ少し強くなっています。 速度の変化はもう少し続くかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 やや北寄りの傾向になっているようです。 このため、南向きに振れた時間帯に、 AE指数の変化が発生して目立っています。 規模も1000nTと比較的大きくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期はもう4日ほど高速風が続きました。 今回はどこまで続くでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高まった状態が続き、 GOES15(青線)、GOES13(赤線)ともに、10,000に達しています。 ただし、全体としては減少の傾向にあるように見えます。 明日は、10,000を割っているかもしれません。
(c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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