宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/ 7 10:41 更新 高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、600km/秒と高速の風が続いています。 昨日よりも少し下がっていますが、依然、高い速度です。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、南北両方に変化しています。 磁気圏の活動は活発な状態が続き、 オーロラの活動度を示すAE指数の変化は、 500nT前後から、最大で1300nTに達するものも起きています。 27日周期の図では、前周期と似た変化が続いています。 高速風はまだ続きそうです。 太陽は、2571群と2572群が、 昨日よりも少し大きくなっているように見えます。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が発生している程度で、 活動度が高まっている様子はありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、更に増加して、 GOES13(赤線)も、10,000を超えています。 太陽風は高まった状態が続いているので、 放射線帯も、更に強まるかもしれません。 SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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