宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 4 --- ---
8/ 3 --- ---
8/ 2 --- ---

黒点  8/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 581 -4.2
-2 h 558 -1.6
-4 h 555 -1.5
-6 h 552 +1.1
-8 h 545 +0.7
-10 h 548 +2.7
-12 h 554 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h 75 -/ -
-6 h 89 -/ -
-8 h 110 -/ -
-10 h 124 -/ -
-12 h 163 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
8/ 4 0.4 9x10^2
8/ 3 0.4 1x10^3
8/ 2 0.4 3x10^3
8/ 1 0.5 2x10^3
7/31 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/30 09:40 太陽風の速度は600km/秒に高まりました。現在は下がり始めています。
2016/ 7/31 10:27 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/ 1 13:59 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2016/ 8/ 2 12:36 太陽風は更に低速になっています。7月の黒点相対数は32.5です。
2016/ 8/ 3 15:17 太陽風の強まりが到来しました。引き続き速度が高まる可能性があります。
最新のニュース

2016/ 8/ 4 13:12 更新
太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
SOHO衛星LASCO C3の右下から、
小型の彗星が太陽に近づいています。
次第に尾を伸ばしていく様子を動画でご覧下さい。

この後、水星はLASCO C2の写野に入ります。
太陽通過前後の変化が楽しみです。


太陽風は、昨夜、3日21時(世界時3日12時)に、
もう一段速度が上昇して、550km/秒の高速風になりました。
一方、磁場強度は下がって、5nT付近と平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、
磁気圏は活動の高まりが続いています。

AE指数は、1000nT付近の大きな変化が繰り返し発生していて、
最大の変化は1400nTに達しています。
極域では、活発なオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。


ACE衛星のデータは、後半から途切れていましたが、
最新のデータが少しだけ更新されて、
現在の速度は、600km/秒に上がっているようです。

27日周期の図を参照すると、
前周期は、更に10日程度高速の太陽風が続きました。
今回も同じような変化をすると、
太陽風は13日頃まで高まった状態が続くかもしれません。


今日は、SDO衛星のデータ更新が止まっています。
NOAA/SWPCの情報では、黒点群は無しになっています。

(13:35追加) 可視光写真が更新されたので、追加します。



太陽に小型の彗星が接近しています。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。