宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/ 4 13:12 更新 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 SOHO衛星LASCO C3の右下から、 小型の彗星が太陽に近づいています。 次第に尾を伸ばしていく様子を動画でご覧下さい。 この後、水星はLASCO C2の写野に入ります。 太陽通過前後の変化が楽しみです。 太陽風は、昨夜、3日21時(世界時3日12時)に、 もう一段速度が上昇して、550km/秒の高速風になりました。 一方、磁場強度は下がって、5nT付近と平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、 磁気圏は活動の高まりが続いています。 AE指数は、1000nT付近の大きな変化が繰り返し発生していて、 最大の変化は1400nTに達しています。 極域では、活発なオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。 ACE衛星のデータは、後半から途切れていましたが、 最新のデータが少しだけ更新されて、 現在の速度は、600km/秒に上がっているようです。 27日周期の図を参照すると、 前周期は、更に10日程度高速の太陽風が続きました。 今回も同じような変化をすると、 太陽風は13日頃まで高まった状態が続くかもしれません。 今日は、SDO衛星のデータ更新が止まっています。 NOAA/SWPCの情報では、黒点群は無しになっています。 (13:35追加) 可視光写真が更新されたので、追加します。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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