宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 5 --- ---
8/ 4 --- ---
8/ 3 --- ---

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2570 3 β ---
2571 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:49 548 +1.5
-2 h 545 +0.8
-4 h 573 -1.8
-6 h 583 -2.3
-8 h 589 -3.3
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
8/ 5 0.4 1x10^4
8/ 4 0.4 3x10^3
8/ 3 0.4 1x10^3
8/ 2 0.4 3x10^3
8/ 1 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/31 10:27 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/ 1 13:59 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2016/ 8/ 2 12:36 太陽風は更に低速になっています。7月の黒点相対数は32.5です。
2016/ 8/ 3 15:17 太陽風の強まりが到来しました。引き続き速度が高まる可能性があります。
2016/ 8/ 4 13:12 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2016/ 8/ 5 13:07 更新
小型の彗星が太陽に近づいて、消えたようです。高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

昨日紹介した小型の彗星は、
昨日の朝の時点でSOHO衛星LASCO C2の画面に入っていて、
ニュースを更新した頃には、
既に太陽にかなり近くなっていました。

接近の様子を、LASCO C3、C2の動画で紹介します。
SOHO衛星の写真を見た様子では、
彗星は太陽に接近して、そのまま消えてしまったようです。

現在、太陽の向こう側に位置しているSTEREO Ahead衛星でも、
COR2のカメラで彗星が撮影されていました。
2枚目にこちらの動画を掲載します。
太陽を反対側から見ているので、
彗星は左側から接近しています。


その太陽では、2か所に黒点が出現しています。
西側(右)は、一旦見えなくなっていた2570群の再出現。
東側(左)は、新しい2571群です。


太陽風は、速度が550km/秒へ少し下がりましたが、
高速の状態は続いています。
磁場強度は、6nT付近と平均的な値です。

磁気圏の活動も活発に続いていて、
AE指数は、500nTから、最大1200nTに達する変化も
記録しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15衛星(青線)で、10,000に上昇しています。
高速の太陽風が続いているので、
更に高まる可能性があります。



太陽に接近していく小型の彗星。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の向こう側のSTEREO Ahead衛星から見た彗星の接近。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。