宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 8/ 8 13:05 更新 太陽でM1.3の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 昨夜、7日23時半(世界時7日14時半)に、 太陽の南西の端(右下端)で、M1.3の中規模フレアが発生しました。 この領域の急な活動の高まりで、 Mフレアの発生は、7月24日のM1.9以来、 2週間ぶりのことです。 太陽では、続いて8日0時(世界時7日15時)に、 C8.5と大きいCクラスフレアも起きています。 NOAAの報告では、西の端の2572群の発生となっていますが、 GOESの動画では、東端の新しい領域で起きている様にも見えます。 (2572群の最大の瞬間の写真が入っていないのかもしれません) この、太陽の東端(左端)から、 2573群、2574群と2つの黒点群が現れました。 どの程度の活動度の領域か、しばらく注目して下さい。 太陽風は、ゆっくりと速度が下がって、 520km/秒まで下がっています。 高速風の状態は続いています。 27日周期の図で、前周期の変化を見ると、 7月11日に速度が下がり、12日に再び高まるという推移をしています。 今回も同様の変化が帰ってくるのでしょうか。 磁気圏は、ある程度活動的な状態が続き、 AE指数は、前半は静かになりましたが、 後半は、500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 と、ニュースを書いているうちに、 ACE衛星のグラフに最新の値が書き込まれました(右端の短いデータ)。 速度は、460km/秒まで下がっています。 今後の変化に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000に達する高い状態が続いています。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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