宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/ 2 12:36 更新 太陽風は更に低速になっています。7月の黒点相対数は32.5です。 担当 篠原 7月の黒点相対数は、 32.5 とSDC-SILSOより発表されました。 先月の20.9からは上がりましたが、 グラフをを見ると、低下の流れに沿ったデータになっています。 7月の無黒点の日(黒点相対数 = 0 )は、 1日、4日、25日、26日、27日の5日でした。 こちらも、6月の9日からは減っていますが、 これから次第に増加していくでしょう。 極小に向かっている様子を 強く感じさせるグラフになっています。 太陽風の速度は、350km/秒から330km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、4nTで安定しています。 磁気圏は静穏で、AE指数は目立った変化は発生していません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 これから、太陽風の強まりが始まりそうです。 太陽は、2570黒点群が微かに見えています。 X線グラフは変化がなく、太陽はとても穏やかです。 太陽黒点相対数の長期変化。7月の黒点相対数は32.5でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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