宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 7/31 10:27 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下して、 ちょうど400km/秒と平均的な速さに戻ったところです。 磁場強度は、3nTとやや弱まった状態です。 太陽風の高まりは終わりましたが、 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央部にコロナホールが広がっていて、 現在、地球の方向へ速度の高い太陽風を 吹き出していると考えられます。 このため、2〜3日後くらいから再び太陽風は高まりそうです。 27日周期の図を参照すると、 前周期は、7月9日頃に650km/秒まで速度が高まっています。 今回も、オーロラの活動の高まりなど、 注目して下さい。 現在の磁気圏は、穏やかで、 AE指数は小さい変化が起きている程度です。 太陽は、東側に2570黒点群が見えていますが、 昨日よりも小さくなっていて、消えてしまいそうです。 その他に黒点はなく、 太陽は再び無黒点になるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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