宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 8/ 1 13:59 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱まった状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数のグラフは、時々小さい変化が見られる程度です。 オーロラの活動は穏やかでしたが、 南極の昭和基地で、 朝の薄明で赤く染まる空の様子が撮影されていました。 写真では、最後まで天の川も見えているので、 実際にはまだ淡い光なのだと思います。 とてもきれいな夜明けです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心を横切っています。 この領域による影響が近づいています。 太陽は、2570黒点群は見えなくなりました。 SDO衛星の可視光写真では、 太陽の西寄り(右側)に小さい黒点が出現しましたが、 現在はほとんど見えなくなっています。 南極の昭和基地の朝の薄明。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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