宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:03)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
また、M7.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 02:12 M1.9
7/24 22:48 C6.9
22:15 C5.1
21:49 C2.5
21:18 C1.6
15:09 M2.0
13:46 C1.5
10:09 C1.9
02:35 C2.4
7/23 21:48 C1.8
14:00 M7.6
10:46 M5.0
05:03 C2.4

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
2567 6 β M8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 448 -3.2
-2 h 444 -3.4
-4 h 439 -0.4
-6 h 424 +1.8
-8 h 426 +3.0
-10 h 441 -2.7
-12 h 435 -5.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -20 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -30 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^0
7/25 0.3 6x10^2
7/24 0.4 6x10^2
7/23 0.8 2x10^2
7/22 0.4 2x10^1
7/21 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/20 12:40 太陽風の急な強まりが到来し、速度は500km/秒に上がっています。
2016/ 7/21 12:58 2567黒点群でMクラスのフレアが2回発生しました。
2016/ 7/22 13:55 2567黒点群で、Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さです。
2016/ 7/23 13:44 2567黒点群で、M5.0の中規模フレアが発生しました。
2016/ 7/24 12:56 M7.6、M5.5と中規模フレアが2回発生しています。
最新のニュース

2016/ 7/25 13:03 更新
Mフレアを更に2回起こして、2567群は太陽の向こう側に回りました。

担当 篠原

昨日のニュース以降も、2567黒点群の活動は続き、
24日15時(世界時24日6時)にM2.0、
25日2時半(世界時24日17時半)にM1.9と、
2つの中規模フレアを起こし、
C3.5、C6.9などを含む、Cクラスの小規模フレアも、
7回ほど起こしています。

フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
2567群は西の端に達していて、
M1.9のフレアの頃は、向こう側に回りかけています。
このため、実際の規模はこれよりも大きかったかもしれません。

現在は、2567群は太陽の向こう側に進み、
完全に見えなくなっています。
太陽面には黒点は見えず、無黒点となっています。
7月上旬以来、3週間ぶりです。


太陽風は、深夜、25日0時(世界時24日15時)に、
磁場強度が5nTから13nTへ急に強まる変化が発生しています。
速度の変化は小さく、
400km/秒から450km/秒に上がった程度です。

小規模の太陽風の乱れだったようで、
現在の磁場強度は、8nTと元に戻りつつあります。

磁場の強まりが到来した時、
南北成分は南向きに大きく変化しました。
このため、磁気圏の活動が急に高められ、
AE指数は1000nTに達する激しい変化が発生しています。

磁場の南寄りの傾向は現在も続いていて、
AE指数は、500nT前後の変化が続いています。



2567黒点群で、M2.0、C6.9、M1.9などのフレアが発生しています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。