宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/25 13:03 更新 Mフレアを更に2回起こして、2567群は太陽の向こう側に回りました。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、2567黒点群の活動は続き、 24日15時(世界時24日6時)にM2.0、 25日2時半(世界時24日17時半)にM1.9と、 2つの中規模フレアを起こし、 C3.5、C6.9などを含む、Cクラスの小規模フレアも、 7回ほど起こしています。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2567群は西の端に達していて、 M1.9のフレアの頃は、向こう側に回りかけています。 このため、実際の規模はこれよりも大きかったかもしれません。 現在は、2567群は太陽の向こう側に進み、 完全に見えなくなっています。 太陽面には黒点は見えず、無黒点となっています。 7月上旬以来、3週間ぶりです。 太陽風は、深夜、25日0時(世界時24日15時)に、 磁場強度が5nTから13nTへ急に強まる変化が発生しています。 速度の変化は小さく、 400km/秒から450km/秒に上がった程度です。 小規模の太陽風の乱れだったようで、 現在の磁場強度は、8nTと元に戻りつつあります。 磁場の強まりが到来した時、 南北成分は南向きに大きく変化しました。 このため、磁気圏の活動が急に高められ、 AE指数は1000nTに達する激しい変化が発生しています。 磁場の南寄りの傾向は現在も続いていて、 AE指数は、500nT前後の変化が続いています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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