宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
また、M7.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 10:09 C1.9
02:35 C2.4
7/23 21:48 C1.8
14:00 M7.6
10:46 M5.0
05:03 C2.4
7/22 15:35 C6.6
07:32 C3.6

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
2565 4 α ---
2567 10 β M8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 385 +5.9
-2 h 379 +0.1
-4 h 373 +1.7
-6 h 366 +2.5
-8 h 363 +0.1
-10 h 371 +2.8
-12 h 376 +4.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/24 0.4 6x10^2
7/23 0.8 2x10^2
7/22 0.4 2x10^1
7/21 0.4 2x10^1
7/20 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/19 12:09 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は低速になりました。
2016/ 7/20 12:40 太陽風の急な強まりが到来し、速度は500km/秒に上がっています。
2016/ 7/21 12:58 2567黒点群でMクラスのフレアが2回発生しました。
2016/ 7/22 13:55 2567黒点群で、Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さです。
2016/ 7/23 13:44 2567黒点群で、M5.0の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2016/ 7/24 12:56 更新
M7.6、M5.5と中規模フレアが2回発生しています。

担当 篠原

2567黒点群で、M7.6、M5.5と、
更に2つの中規模フレアが発生しました。
昨日の午後、23日14時(世界時23日5時)と、
23日14時半(世界時23日5時半)です。

SDO衛星AIA131とAIA304による動画を掲載します。
最初のフレア(世界時23日2時)は、昨日お知らせしたM5.0で、
その直後に、M7.6、M5.5のフレアが、
写真の上下に並んで発生しています。

2567群では、Mフレア以降も、
C1〜2の小規模フレアが、これまでに6回起きていて、
動画の中でも、小さい活動が繰り返し発生しています。

今回のフレアに伴って、
CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
発生箇所が西の端だったので、
太陽のガスは右方向に飛び出しています。
このため、地球への影響はないでしょう。

2567黒点群は、もうすぐ見えなくなります。
完全に没するまで注目して下さい。

一方、その他の部分に黒点はなく、
明日の太陽写真は、無黒点になっているかもしれません。


太陽風は、370km/秒とやや低速の状態で安定しています。
磁場強度は、7nTとやや高まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りですが、
中盤以降は北寄りになっています。
磁気圏も基本的に穏やかで、
AE指数のグラフは、前半に高まりがありますが、
以降は静かです。

太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。



2567黒点群で連続的に発生した、M5.0、M7.6、M5.5の中規模フレア。SDO衛星AIA131、AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Mフレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。