宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:55)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/22 07:32 C3.6
7/21 22:17 C2.2
21:47 C9.2
19:56 C7.2
10:33 M1.0
09:41 M1.2
09:18 C3.7
08:45 C3.4
07:00 C4.7
7/20 12:31 C2.5
12:07 C4.2
11:37 C1.6

黒点  7/22 (NOAA)
磁場 フレア
2565 5 α C3
2567 12 βγ M1
2569 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:47 389 -2.9
-2 h 418 +0.9
-4 h 412 -0.8
-6 h 406 -2.3
-8 h 410 +3.0
-10 h 411 +4.3
-12 h 435 +6.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -25 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^0
7/22 0.4 2x10^1
7/21 0.4 2x10^1
7/20 0.4 1x10^4
7/19 0.4 1x10^4
7/18 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/17 09:18 C6.8の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。
2016/ 7/18 10:06 2565群でC6.6の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2016/ 7/19 12:09 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は低速になりました。
2016/ 7/20 12:40 太陽風の急な強まりが到来し、速度は500km/秒に上がっています。
2016/ 7/21 12:58 2567黒点群でMクラスのフレアが2回発生しました。
最新のニュース

2016/ 7/22 13:55 更新
2567黒点群で、Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さです。

担当 篠原

2567黒点群では、Cクラスのフレアの発生が続いています。
昨夜は、21日20時(世界時21日11時)にC7.2、
21日22時(世界時21日13時)にC9.1と、
大きめのCフレアを2回起こし、
今朝は、22日7時半(世界時21日22時半)にC3.6が発生しています。
この他にも、C1〜2の小さいフレアが4回ほど起きています。

可視光写真を見ると、黒点群は西の端近くに進んでいて、
今後、CMEが発生しても、地球への影響は及びにくくなっています。

一方、太陽の東側(左側)には、活動的な領域は特に見られず、
2567群が没した後、太陽は無黒点の状態に戻る可能性があります。


太陽風は、速度が400km/秒に下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、9nTと若干下がっていますが、
依然強まったままです。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは北西の端に近づいています。
今回は、このまま穏やかに推移するのでしょうか。

太陽風磁場は、北寄りに推移していて、
磁気圏は静穏です。
ただし、ACE衛星のグラフを見ると、
南北成分は、北向きから次第に南向きに
切り替わろうとしているようです。

磁場強度がやや高まっていることもあり、
このまま南向きに強まって行く可能性もあります。
その場合は、磁気圏の活動もある程度高まっていくでしょう。




2567黒点群では、Cクラスのフレアが続いています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。