宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/22 13:55 更新 2567黒点群で、Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さです。 担当 篠原 2567黒点群では、Cクラスのフレアの発生が続いています。 昨夜は、21日20時(世界時21日11時)にC7.2、 21日22時(世界時21日13時)にC9.1と、 大きめのCフレアを2回起こし、 今朝は、22日7時半(世界時21日22時半)にC3.6が発生しています。 この他にも、C1〜2の小さいフレアが4回ほど起きています。 可視光写真を見ると、黒点群は西の端近くに進んでいて、 今後、CMEが発生しても、地球への影響は及びにくくなっています。 一方、太陽の東側(左側)には、活動的な領域は特に見られず、 2567群が没した後、太陽は無黒点の状態に戻る可能性があります。 太陽風は、速度が400km/秒に下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、9nTと若干下がっていますが、 依然強まったままです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは北西の端に近づいています。 今回は、このまま穏やかに推移するのでしょうか。 太陽風磁場は、北寄りに推移していて、 磁気圏は静穏です。 ただし、ACE衛星のグラフを見ると、 南北成分は、北向きから次第に南向きに 切り替わろうとしているようです。 磁場強度がやや高まっていることもあり、 このまま南向きに強まって行く可能性もあります。 その場合は、磁気圏の活動もある程度高まっていくでしょう。 2567黒点群では、Cクラスのフレアが続いています。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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