宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20 12:31 C2.5
12:07 C4.2
11:37 C1.6
7/19 --- ---
7/18 17:10 C4.4
07:56 C6.6

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
2565 8 β C7
2567 14 βγ C1
2569 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 494 +2.0
-2 h 434 +12.3
-4 h 383 -1.0
-6 h 325 +0.2
-8 h 320 +1.9
-10 h 327 -0.2
-12 h 335 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
7/20 0.4 1x10^4
7/19 0.4 1x10^4
7/18 0.4 1x10^4
7/17 0.4 1x10^4
7/16 0.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/15 12:34 太陽風の速度は650km/秒に高まっています。
2016/ 7/16 10:05 2567黒点群が発達しています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。
2016/ 7/17 09:18 C6.8の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。
2016/ 7/18 10:06 2565群でC6.6の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2016/ 7/19 12:09 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は低速になりました。
最新のニュース

2016/ 7/20 12:40 更新
太陽風の急な強まりが到来し、速度は500km/秒に上がっています。

担当 篠原

太陽風の急な強まりが到来しています。
ACE衛星では、今朝、20日8時(世界時19日23時)頃に、
磁場強度が、20n〜30nTの強まりに、
速度は、400〜450km/秒に達する変化が発生しています。

SOHO衛星LASCO C3のを見ると、
17日に発生したフレア(18日のニュースに動画を掲載)に伴って、
弱いCMEが発生しているようです。
この変化が、3日ほどかけて地球にやって来た可能性があります。

変化の到来から4時間半ほど経過した現在、
太陽風の速度は500km/秒に高まり、
磁場強度は25nTに強まった状態です。

太陽風磁場の南北成分は、大きな変化にはなっていませんが、
南向きの変化もあり、
磁気圏ではある程度の活動に繋がっています。
AE指数は、グラフの後半に、
800nTの中規模の変化が発生しています。

太陽風は、突発性の擾乱が到来しましたが、
コロナホールによる変化も続いて到来すると思われます。
しばらく強まった状態が続くかもしれません。


太陽は、2565群、2567群で、
C2.2、C1.3、そして、C4.2と小規模フレアが続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。