宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 7/20 12:40 更新 太陽風の急な強まりが到来し、速度は500km/秒に上がっています。 担当 篠原 太陽風の急な強まりが到来しています。 ACE衛星では、今朝、20日8時(世界時19日23時)頃に、 磁場強度が、20n〜30nTの強まりに、 速度は、400〜450km/秒に達する変化が発生しています。 SOHO衛星LASCO C3のを見ると、 17日に発生したフレア(18日のニュースに動画を掲載)に伴って、 弱いCMEが発生しているようです。 この変化が、3日ほどかけて地球にやって来た可能性があります。 変化の到来から4時間半ほど経過した現在、 太陽風の速度は500km/秒に高まり、 磁場強度は25nTに強まった状態です。 太陽風磁場の南北成分は、大きな変化にはなっていませんが、 南向きの変化もあり、 磁気圏ではある程度の活動に繋がっています。 AE指数は、グラフの後半に、 800nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風は、突発性の擾乱が到来しましたが、 コロナホールによる変化も続いて到来すると思われます。 しばらく強まった状態が続くかもしれません。 太陽は、2565群、2567群で、 C2.2、C1.3、そして、C4.2と小規模フレアが続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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