宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/19 12:09 更新 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は低速になりました。 担当 篠原 太陽の中央部を通過した2565黒点群では、 昨夕にC4.4、今朝にC1.0と、小規模フレアが2回起きています。 一方、X線グラフの変化は、次第に少なくなっているようで、 2565群、2567群の活動度は下がっているのかもしれません。 太陽風の速度は、昨日いっぱい下がり続けて、 350km/秒と低速の風になり、以降は安定しています。 磁場強度は、2nT近くまで弱くなって、 現在は4nTへ戻りかけています。 27日周期の図では、 前周期も6月22日頃は400km/秒を割る低速の太陽風になっています。 今後、磁場の強まりや速度の高まりなどの変化も、 前周期同様に回帰するでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 北半球の真ん中にコロナホールが見えています。 3日後くらいには、この領域の影響も来ているでしょう。 磁気圏は穏やかになっています。 AE指数は目立った変化は起きていません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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