宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/17 09:18 更新 C6.8の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。 担当 篠原 2567黒点群で、Cクラスのフレアが頻発しています。 昨日のニュース以降、C1〜2の小さいフレアが6回起きた後、 16日16時(世界時16日7時)に、 C6.8とやや大きい小規模フレアが発生しています。 その後も、C1やBクラスの小さいフレアが続いていて、 活動度はある程度高まった状態が続いています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 更に規模の大きいフレアは発生するでしょうか。 Mクラスの中規模フレアは、 4月18日のM6.7を最後に、以降は発生していません。 太陽風は、速度が600km/秒から500km/秒へ下がっています。 高速の風は続いていますが、終わりに近付いているようです。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱まった状態です。 AE指数のグラフでは、 700nTの中規模の活動が2回発生していますが、 全体的な活動度は下がっています。 今後、太陽風が弱まるにつれて、 磁気圏も穏やかになっていくでしょう。 27日周期の図を見ると、 前周期は6月20日頃に高速風が終わっています。 今回も同様に、今日、明日くらいで高速風は終わりそうです。 2567黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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